ひとりごと

メモ帳代わりに使ってます

一日中絵かいてたらどうなるか検証

こんにちは、あるいはこんばんは、黄昏です

 

一日中絵描くやつ、一回やってみたかったんですよね

ってことで、頑張ってみるよーー

【ルール】

・始める前に一枚なんかかく

・コピー用紙に適当に練習する

・休憩は適宜とる

Twitterをしない

・終わったら一枚なんかかく

 

 

始める前の予想としてはあんまり上手くなんないと思う

 

 

 

 

 

4/20(土)9時30分スタート

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朝一発目から、ポルノ描いてる

 

2時間経過 中指と薬指の付け根のとこがちょっと痛くなってくる

4時間経過 まあまあ痛くなってくる

6時間経過 眠気がやばくなる

7時間経過 なんか指の痛み消えて確変突入

8時間経過 確変終了 

9時間経過 ペンと接触してる部分も痛くなってくる 

11時間経過 痛くて手が進まなくなる

12時間経過 終了

 

【結果発表】

前後に描いた5分クオリティの絵を比較します

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あんま変わってない!

 

 

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トイレ以外まじでTwitterいじってないです

やったよ、ジョージ

 

 

 

指っていうか、拳握った時の薬指と中指の出っぱってるとこがまじで痛かった

ペンは鉛筆とドクターグリップ気分で持ち替えてた。ドクターグリップじゃなかったらもっとやばかったかも

 

一人暮らしの無音って精神的に厳しすぎるので音楽はかけてたんですが、集中力はまあまあ続きました。

受験勉強でもこんな頑張ったことないし、これだけ集中できればなんだってできるような気がするな。毎日12時間勉強とかほとんど嘘だと思ってるんですけど本当に存在するんですかね。ちなみに今回はほぼ12時間フルでやりました。ロスした時間計30分もないと思う。

 

背中はちょっと痛くなったかなぐらい。毎日やるとやばそう

ニトリで買った椅子、5年目でミシミシ言ってます

 

あと終わって鏡見たら目バキバキだった

 

 

異次元に体に悪いので程々にしよう!以上!

 

 

 

 

 

 

日本対イラン 雑

前半はウマ娘育成しながら見てたのであんま見られてないです。

前半ではパッと見た感じ、前線のプレスがハマってないことと、それを前田大自然が運動量でカバーしてるって印象を受けた

 

後半に押し込まれた原因はやっぱり大自然を下げたことなんじゃないかなと思う

前線のプレスが機能しない→フィジカルゴリラに振り切られて押し込まれる→遠藤のビルドアップ(ボール回して前進していくこと)能力の不足が出て負ける

ってのが日本代表の典型的負けパターンで、イラク戦はまさにそうでした。

いくら技術的に優れた選手が揃ってても資本となる身体能力の差でいくらでもジャイキリされうるってのがサッカーの面白いところだと思います。強くて走れるチームが強いんです。

 

素人目でもフィジカルでサッカーされると弱いって傾向が分かるし、アジアではそうされる可能性が高いのにも関わらず、監督は押し込まれたときに押し返す手段を用意していたかというと皆無でした。実際、後半は板倉がアズムンにびびって最終ラインを下げてしまってからは、ずっとイランに殴られててひたすら守備陣が跳ね返すという形でした。守備が悪いんじゃなくて押し返す手段を持っていなかったからずっと守備のターンだったわけです。

 

じゃあどうやって押し返せばいいか

まず考えられるのはビルドアップです。

ボールを頑張って回して相手陣地に運ぶことができれば相手は引かざるを得ないわけです。

そこで遠藤の弱点が出てしまいます。繋ぎたいアーセナル冨安と遠藤の相性はあまりよくないです。キャプテンだし下がるわけにはいかないので采配ミスとまではならないでしょうが。でも中盤で入れられる選手がいなかったのは問題です。鎌田大地なんかはプレッシャーから遠藤を逃がすのが得意なのでサポート役としては適任ですが、監督はバカなので招集していないです。

 

なら遠藤はリヴァプールでどうしてるのかというと、リヴァプールはそもそも繋ぐことを目的としていないのです。

 

それが二つ目の手段でロングボールを蹴って味方に繋ぐことです。

もちろん適当に蹴っても相手DFに回収されるだけなのですが、リヴァプールにはキックの名手、アーノルドやフィード職人のファンダイクがいるので、味方アタッカーにロングパス一本で繋がってしまいます。恐ろしい。

 

日本代表にそんな選手はいないので大事なのは受け手の選択ですね。日本のCFは上田あやせで万能型のいいfwなんですけど、ロングボールに反応して抜け出したり、ボールを収めたりはできていませんでした。上田あやせじゃ中途半端だったと思います。イランのFWアズムンはアジア最強のラインブレイカーでしょうが、日本にもいるんですけどね、裏抜けのスペシャリスト、古橋キヨゴが。もしくは、JリーグMVPのポストプレーヤー大迫。もちろん森保さんはどちらも呼んでいません。オプションとして欲しかった。

 

三笘薫はこちらが押し込んでから入れるべきカードなので入れる時間帯をミスってほとんど試合に絡めず。延長戦まで取っておくぐらいでよかったのかもしれません。

 

伊東純也の存在が試合に影響したとは思えませんが、起用可能なメンバーの段階から交代カードがなかったなという試合でした。どうしようもない。アジアカップの日本戦は全試合見ましたけど勝ち試合含めてどれもからきし駄目だったので、イランに完敗も仕方ないのかなと思いました。

最近読んだ漫画2

夏休み〜今の期間で読んだ漫画を紹介していきます

・サカモトデイズ

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10巻の表紙の絵に一目惚れして買った漫画。

前々からジャンプの上の方に絵がめっちゃ上手い漫画載ってるな〜ってずっと気になってて、読んでみたら超面白バトルだらけで最高でした。最初のほうは日常系なんですけど途中からアクションにシフトする幽白とかリボーンの類の漫画です。

アクションは感動するくらい上手い。キャラクターとか武器とか能力とか全部センスの塊ですごい。1番好きなのがバトル始まる直前のシーンで、フィールドと対戦相手が決まって、戦う前のちょっとした会話でくるぞってなるのがたまらないですね。

 

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強者×強者のワクワク感。

 

主人公の坂本さんは元・伝説の殺し屋の安西先生風のデブ。弘法筆を選ばずのスタイルで武器にこだわりがなくて、ペンでも冷蔵庫でもその辺に落ちてるもの駆使して戦うんですけど、これがまた楽しい。場所によって戦い方が変わるので、バトルがめちゃくちゃ映える。背景とあわせて楽しめます。

アクションの凄さは歴代でも最高クラスと言われてるので一見の価値ありです。

 

 

・ウィッチウォッチ

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魔法使いのニコと鬼の力をもつ主人公が同居する日常系マジカルコメディ。

作者はスケットダンス篠原健太

絵が綺麗なのと、ニコがかわいくて素敵だと思います!ギャグ要素もラブコメ要素もバトル要素もあってって贅沢な作品

作者多分50歳くらいなのに、作中に登場する厄介オタクの解像度が最近のインターネットのそれなのおもしろい。作画も明らかにデジタルだし、エネルギーを感じます。

 

・一ノ瀬家の大罪

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タコピー作者がジャンプ本誌に殴り込み。1話がTwitterでバズってましたね。最初の数話はテンポよく面白いんですけど、徐々に話が行ったり来たりしてよく分からない感じになります。

結局打ち切りなんですけど、綺麗に終われてるので言われてるほどでは無いかも。

 

 

・ドリトライ

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伝説になるであろう打ち切り漫画。

今単行本の2巻買うとあらゆる漫画をド級の新刊、ド新刊にすることが出来る面白すぎる帯が付いてくるのでおすすめです。

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戦後が舞台で裏社会のボクシング大会出るぜってまあまあ暗めな漫画。全て出し切っててちゃんと面白いし、読者ウケは良くなかっただろうのも納得は行くかなって感じ。

打ち切りでも読者の心には絶対残ってるから、心の強さで乗り越えてほしい

 

 

・鵺の陰陽師

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主人公の学郎が鵺って幻妖と契約して戦う現代陰陽師譚。よくわからない雰囲気がある。女の子がえっちなのでインターネットのオタクには間違いなく受けてそう。あやかしトライアングルみたいなあからさまな感じでは無くて、めっちゃ健全なんだけどなんか独特な感じがする。今週ついに掲載順が1番目でびっくりした。

 

 

・カグラバチ

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新連載組の中で僕が最も期待してる剣戟ダークバトル。ジャンプ公式のpvが海外でネットミーム化されてバズったみたいな話があるらしい。

「知っての通り日本は刀社会」とかいきなりぶち込んできたりする世界観の漫画。異能が込められてる刀で戦うんですけど、殺陣や展開が工夫されてておもしろいし、絵がうまくてすごい。

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初期でこの画力なのとにかく続きが見たすぎる

 

何故か知らないけど打ち切りレースに参加させられており、ハラハラしながら見守ってます。

 

 

半年後ぐらいに貯まったらまた書きます。

 

ꉂꉂ(´>Д<`)テラワロスʬʬʬʬʬʬʬʬꉂꉂ(´>Д<`)テラワロスʬʬʬʬʬʬʬʬ(#´ᗜ`#)ニコニコ( ・∇・)アハハ( ・∇・)アハハ( ・∇・)アハハ𝓋𝓋𝓋(艸ˋ͈ ‪⌳ˊ͈) 𝓋𝓋𝓋ϵ(ò⥐ó)ͽプッ(◍¯∀¯◍)ꉂꉂƱʊρ{∂t∂v​+(v⋅∇)v}=−∇p+μ∇2v+ρfʊʊ( ・∇・)アハハ( ・∇・)アハハ( ・∇・)アハハ( ・∇・)アハハ( ・∇・)アハハ( ・∇・)アハハꉂꉂ(´>Д<`)テラワロスʬʬʬʬʬʬʬʬ

 

 

ナビエストークス方程式紛れ込んでても気づかない説

 

 

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これはサムネ用のセビエ

 

 

 

 

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Jリーグ初観戦してきた

 

明治安田生命J1リーグ第32節 浦和×神戸

地元のヴィッセル神戸が優勝しそうだからファンのふりして観に行ってきた

 

jリーグは結果は追ってて、DAZNの契約料の回収のために神戸の試合はたまにリアタイするぐらいのノリで観ています。ギリファン名乗っても大丈夫かと思われます。

 

31節終了時点での順位表


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残り3試合で3位の浦和まで優勝の可能性がありますね。

神戸の残りカードはA浦和、H名古屋、Aガンバ、マリノスはHセレッソ、H新潟、A京都です。勝ち点差はたったの2点で、残り試合は神戸の方が厳しいので捲られるのも十分に考えられる状況です。

 

ということで残り3試合の中で最も厳しいであろうアウェイの浦和戦を観に行くことにしました。誘おうとした人は駒場祭で忙しそうだったからぼっち観戦です。Jリーグ初観戦がアウェイでしかも1人。ビジターチームのファン用の指定席でチケットは3100円。安

 

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埼玉スタジアム2002

東大前で電車にギリギリ乗り遅れて15分遅刻しました。駅から10分ぐらい歩くんですけど、浦和のサポーターの声援が聞こえてきてワクワクしますね。

 

実は来るのは2回目で、1年前にPSGの日本ツアーを観に行きました。確か7万人くらい収容できて、日本だと浦和だけ海外クラブみたいなスタジアムを持ってます。サポーターは言わずもがなで、日本一と言ってもいい熱量のスタジアムではないでしょうか。

 

中はこんな感じ

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双眼鏡を使わなくていいくらい観やすかったです。サッカー専用スタジアムすっげえ

 

試合

事前に知っとくといい情報としては

酒井宏樹(浦和)が負傷欠場、半端ないっての大迫(神戸)がスタメン、ぐらい。

1時間前に始まったマリノスセレッソは前半で2点差をつけたマリノスの勝利がほぼ確実。神戸としては勝たないといけない状況になりました。大一番。

 

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浦和側のゴール裏

情熱が渦巻いていた。ずっと跳ねて手叩いて歌ってた。会場がかなり寒かったからあそこだったら暖を取れそうだなと思ってた。神戸側も少ないながらもいろいろと歌っててよく聞こえました。

 

前半

神戸は勢いよくプレスに行っててそれなりにボールを回収できてた。どちらかと言うと神戸が押してる感じでしたが、浦和もそこまでプレスに苦戦しているという印象はなく、CBの配給が上手だなと感じました。決定機はそこまで多くなかったですね。0-0ですが締まりのあるいい前半だったと思います。

神戸側で印象に残ったのは、よく走ってた佐々木大樹と器用にプレーしてた初瀬亮。大迫はいつもよりは大人しめでした。浦和側は西川周作のキックが芸術的、しかも飛び出しもうまい。あとフォワードの屈強な外国人。

 

後半

こっち側に攻めてくるので神戸のゴールシーンは見やすい状況。

試合展開は変わらずって感じ。猛プレスで堅守速攻、とにかくクロスって神戸。浦和側は攻撃がうまくいくようになってきていて中央からサイドへの展開が綺麗にハマりだしていた。

先手をとったのは神戸。72分、初瀬のクロスを大迫が合わせて最後に神戸の屈強な外国人が仕留めました。神戸側はめっちゃ盛り上がってめっちゃ楽しかった。

77分、浦和は中島翔哉(元日本代表10番)を、神戸は足の速い外国人を投入。まさか中島翔哉を観れるとは思わなかったので嬉しかった。

中島は存在感ありました。ゼロイチができる選手でボール持たれると厄介でした。一方、神戸は足の速い外国人によりカウンターの迫力が増してました。ただ疲れたから変えるってだけじゃなくて、どちらの選手交代もうまくいってました。

 

このまま逃げ切れるかなーと思いきや、91分に浦和の屈強な外国人が同点ゴールを決めます。この日1番の盛り上がりでした。この会場ほとんどが浦和応援してるんだよなって改めて思わされました。

 

94分、浦和側がフリーキックを獲得。浦和のGKの西川周作が上がってきました。浦和は3位確保に動いた方がいいので、ほんのわずかの優勝の可能性のために負うリスクなのかは疑問です。周りの神戸サポもなんかGK上がってきたやん、チャンスやろって感じでした。

浦和の賭けは実らず、中島翔哉が蹴ったボールをキャッチした前川から大迫に見事なキックが通り、大迫が無人のゴールに決めて劇的勝ち越しゴール。役者やなあ。

確実にゴールに入るであろう軌道のボールがこちら側のゴールに転がってくる瞬間のドキドキとワクワク、一生忘れないかもしれん。決まってからは盛り上がりすぎててよく覚えてない。みんな絶叫してた。

 

 

いや、面白かったです。

帰りに浦和サポーターが「この負け方するくらいなら追い付かずに1-0で負けた方が良かったわ」って喋っててよかった。

僕としては超大当たりの試合でも相手からしたら最悪の試合なんですよね。スポーツって面白い。

 

浦和、地元の子供も多くて、地域密着って感じがして良かったです。来場者数は48414人で流石の集客力。浦和の声援は本当に素晴らしかった。最後GKが上がってきたのもサポーターの前でどうしても勝ちたいって思ってたんでしょう。一部の過激な人々のせいで本当に勘違いされてる。

 

これからもたまに観に行こうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

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突然ですが↓の絵のどこが間違ってるでしょう?

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正解はもちろん目なんですけど、特に右側の目が変です。

 

 

右目だけ左目に合わせて直すとこんな感じになると思われます

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一気に目力が増えたと思います

 

 

次は僕の好きな感じの絵柄で書くとこうなります

 

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まあまあリアルな感じになりました

 

 

1番最初のやつが駄目っていうわけじゃないけど(表現としてはすごく好きです)、どこが変なのかは知っておくと面白いと思います。

 

 

 

まず、カービィにいそうな目玉を角度付けて並べるとこうなります

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これを参考にしながら目をかくとこうなります

 

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何が言いたいかと言うと同じ形の目ん玉が並んでるんだから、左右で形はほとんど同じになる訳です

 

 

デフォルメするとこんな感じ。

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赤の矢印のカーブの形を左右で揃えることを意識するとそれっぽくなります。アニメの絵などでもだいたい赤のラインは揃ってると思います。

 

正面から見た時には左目と右目は左右対称に見えるのは確かなんですけど、顔の角度がついてるときに左右対称を意識してしまうと1番最初のような感じになってしまいます。表現に間違ってるとかはないので何でもいいんですけどね

 

 

追記

わかりにくい気がしたので画像置いときます

ぶっちゃけ左の方がよく見る

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打ち切り漫画

ジャンプって新連載の7割が打ち切られるらしいですよ。その30パーセントには残れなかったものの、今でも印象に残ってる漫画を紹介する記事です

 

【オレゴラッソ】

テコンドー全国経験者がサッカー始める漫画

https://www.shonenjump.com/j/rensai/oregorasso.html

↑一巻のとこからから試し読みができます

なんでこんな記事書き始めたかというと、今連載してる「あかね噺」の作画の人がオレゴラッソの作者ってことを知って、ネットで調べたらなんとデジタルで試し読みができてちょっと嬉しかったんですよね。いい時代だ

 

「ジャンプのキャプテン翼以降の作品で生き残ったサッカー漫画はない」ってジンクスがあるんですけど、ジンクス通りにストレートに打ち切られました。

 

サッカーって描くとなるとスポーツの中でも特に難しいと思います。まずスタメンだけで22人もいてどうやって扱うねんってなるし、点もほとんど入らないので見せ場も作りにくい。イナイレとかそうですけど現実の試合っぽくするのが難しいですよね。絵的な観点だと足でボールを扱うので全身入れる必要があって構図が限定されるとか。

逆に描きやすいスポーツといえばバスケだと思います。人数少ないし点いっぱい入るし。競ってる時のバスケってこの世で一番おもしろいスポーツやと思います。スラダンの山王戦の内容そのまま映画にしたらちゃんとバスケの試合になるの凄いですよね。

 

サッカー好きなのはよく伝わるんですけど、この漫画まんまスラムダンクなんですよね。素人がスポーツ転向ってなると初めは地味な練習から始まるので、消費スピードのすごい現代じゃ耐えられないかなって思います。だってどう考えても左手は添えるだけには勝てない。

 

あと御神木を削れるまで蹴るのはビックモーターではないかという話もあります。

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【フルドライブ】

 

https://www.shonenjump.com/j/rensai/fulldrive.html

球漫画です。これはかなりすごくて、単行本買っておけばよかったなって思うくらい。このレベルで打ち切られるのジャンプってほんと厳しいと思います。今連載したら絶対残るだろうし連載時期も悪かったのかもしれない。

まず絵の力がめっちゃすごいですね。魅せるシーンでドンピシャな表情もってくるの最高です。最後の方に出てくる南條幸也ってキャラとの試合が良くて、打ち切られるのが惜しかったのを覚えてます。「この台の前で一番かっこいいのはお前じゃない」(うろ覚え)って言って、YGサーブ?って必殺技かますっていう最後の最後にすごい見せ場がありました。

 

 

当時の2chの専門家によると、主人公視点で話が進みすぎてて、人気があったヒロインの子が置いてけぼりになっているのではないかとのことです。あと主人公がポエティックって少しきついとの意見もありました。確かに。

 

【紅葉の季節】

 

https://www.shonenjump.com/j/rensai/momiji.html

 

伝説の棋士の弟が竜王を目指す将棋漫画です。1話のクオリティは高いと思うんですけど、1話以降があんまりだったかなという印象です。ちょっと主人公が卑屈すぎたんじゃないかなって思います。「私の顔が見れるぜ?」ってこういうお洒落なセリフいいよね。

 

 

 

 

打ち切り漫画って我々素人は評論家気取って批評しがちですが、作品を通して作者が伝えたいものがあって、とんでもない情熱を持って描いてるってことは忘れないようにしたいと思います。週刊連載こなすってバケモンですからね。

オレゴラッソが打ち切られたときに見てた2chのスレで「お前らゴラッソの意味は一生忘れんやろ。それだけでもこの漫画の意味はあったってことや。」的なコメントがあって、その通りだと思いました。

 

日の目を浴びることはなかったけど確かに記憶には残ってる、そんな漫画の話でした。